最近、デザイナーの仕事が
ますますおもしろくなっています。

学生時代でいちばんの思い出といえば、研修旅行でパリに行ったことですね。初めての海外旅行ということもあり、今でも鮮明に覚えています。視野を広く持ち、どんな些細なことにも敏感に反応するようになったきっかけになりました。また、卒業式の謝恩会で、先生に「お前は目がいい、何かやりそうな目をしている」と言われて、すごくうれしくかったのを覚えています。それを励みにここまで頑張ることができました。アートディレクターという立場になると、やりたいことが全部できる役割なので、この仕事がますますおもしろくなりました。広告の域を超えて、アパレルブランドを立ち上げたりなど、やりたいことや思いついたこと全部に挑戦しています。人のために動くこと、自分のために動くこと、どちらも楽しいです。自分で会社を起こし、自由に動けるようになったのが大きいように感じています。デザインの仕事は商品をPRするとか、企業イメージを高めるとか、さまざまな使命や課題をいろいろなやり方で実現します。デザイナーになってあれをしてみたいさん見つけてください。そうすれば今よりもっとデザイナーを目指す楽しみは大きくなると思います。