ニチマの卒業生

頑張れば結果がついてくることを学生時代に学んで欲しい。

僕の場合、絵を描く仕事=漫画という発想でマンガ家を目指しました。体育系だからって言われそうですが、野球部の体験を通じて、すべては自分の努力次第だと思っていたのであまり不安はありませんでした。
在学中はゼミ形式で漫画作品を作るのが、プロの編集者とマンガ家の関係とほぼ同じ。アドバイスがリアルで勉強になりましたね。
漫画作りに画力や体力も大事ですけど、一番必要なのはメンタルなのかも知れません。
マンガ家は自分の親ほどの作家とも同じ雑誌で戦わないといけないので挫けない心を持って欲しいです。
何よりも頑張ったら結果はついてくることを学生のうちに知って欲しいと思います。
©秋田書店/山本真太朗

©山本真太朗 月刊少年チャンピオン/秋田書店

山本 真太朗

山本真太朗

マンガ家(2014年卒業)

高校3年生までは野球一筋。高校卒業後はマンガ家を目指してニチマへ入学。それまで一度も漫画を描いたことがないゼロスタート組だったが、在学中にコツコツと画力を磨き、漫画作りを覚える。在学中に担当になった少年チャンピオン(秋田書店)編集者の紹介で卒業後はアシスタントを経て「月刊少年チャンピオン」にて「栄冠はオレに輝け!!」の連載をスタート。元高校球児の描く高校野球漫画として人気を集める。コミックスは4巻、続編の「栄冠はオレに輝け!!ワイルドカード」として電子書籍3巻も発売。最新作は、現在連載中の月刊少年チャンピオン「WORST外伝 ゼットン先生」。